パラワン島で食べられるスペシャル料理
フィリピンのパラワン島で食べることが出来る知られざる料理、珍味等を紹介します。一度挑戦してみるのも旅行のよい思い出になると思います。
タミロック


タミロックはマングローブの木の中から採れたフナクイムシのことです。見た目は白いミミズみたいでグロテスクですが、貝の仲間に分類され濃い牡蠣のような味がします。一般的には新鮮な内にそのまま生でビネガー(酢)につけて食べます。レッドホースというフィリピンのちょっと強めのビールと相性がよく精力が増すとも言われている珍味です。一部のレストランでメニューに載っており価格も一皿150ペソ前後なのでぜひ試して見てください。
クロコダイルシシグ


シシグは細かく切った豚のあらゆる部位をピリ辛に味付けして鉄板皿に出すフィリピン料理の一つです。クロコダイルシシグはその名の通りクロコダイルの肉を使ったシシグです。実はパラワン島の南端の一部地域では世界的にも大きな5~6m級のクロコダイルがいることで有名です。またクロコダイルを保護し、養殖しているクロコダイルファームも島の中心地のプエルトプリンセサ市にあります。めったに食べる機会はないと思いますので旅行の機会に試してみるのも楽しいかと思います。
チャオロン


この島には昔多くのベトナム人移民がいた時代があり、その名残でいくつかのベトナム料理がパラワン島のオリジナル料理に変化して残っています。特に麵料理のチャオロンは人気でこちらでは焼いたフランスパン風のパンと一緒に食べたりします。いろいろ種類はありますが、地元の人もよく食べるので価格も安く100ペソ(約220円)程度です。人気のお店はプエルトプリンセサ市の中心にあるBona’s Chaolong(ボナス チャオロン)というお店です。
カシューナッツ


パラワン島と言えばカシューナッツと言われるほど有名な産地の一つです。フィリピンの流通している99%のカシューナッツはパラワン産という調査結果もあったります。ローストしたり揚げた製品が人気で、お土産屋にも最適です。
シベットコーヒー


価格が高く貴重なことで知られるシベットコーヒーです。 このコーヒーはジャコウネコの排泄物から採取したコーヒー豆を使う珍しいコーヒーとして知られています。 ジャコウネコは美味しいコーヒーの実だけを選んで食べ、その一部は消化されず体内で熟成され排出されます。これを一つ一つ手作業で収穫したものがこのシベットコーヒーです。インドネシアなどでも有名ですがパラワン島中部東側の山奥ではケージに入れられたジャコウネコではなく放し飼いで飼っています。その為ストレスがなくより美味しいコーヒーが採れると言われています。
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